業界にとって吉か凶か どうなるEV時代の自動車税制
2025年6月6日
環境性能割の前身である「自動車取得税」は、都道府県・市町村の道路に関する費用に充てる目的税として1968年に創設された地方税だ。89年の消費税導入時、自動車の「物品税」は廃止されたものの、取得税は「道路特定財源だから」と温存され、消費税との二重課税が常態化していた。消費税率10%を機にようやく廃止されたが、財政当局は「環境性能割」と看板を掛け替えて残した。 一方、自動車税は50
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