価格下落時になぜ増産? サウジが石油政策を軌道修正
2025年6月5日
需要はまだ伸びる 産油国の自信回復 脱炭素が世界の潮流となる以前、サウジは合理的な原油価格による安定供給志向の石油政策を目指した。一時的な高価格による短期的な石油収入より、消費国との長期的な相互依存関係の確立・安定供給の維持を通じて、長期的な石油収入の極大化を目指していた。さらに、湾岸戦争(1991年)以降、サウジの石油政策は、基本的にシェアの維持を最優先としてきた。世
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