【特集2】さまざまな次世代技術を体験 エネルギーが叶える未来を探る
2025年6月3日
ごみとCO2を集めて活用 メタネーション設備で実証
会場の一角には、メタネーションの実証設備があります。
メタネーションとは、水素と二酸化炭素で「合成メタン(e―メタン)」を作る技術で、これまでの都市ガス同様に使えるカーボンニュートラルな次世代燃料です。このプラントでは、会場で出るごみを集めてCO2を抽出したり、DACという機械でCO2を回収し水素と反応させることでe―メタンを作っています。
実証設備では、プラントを見学しながらタブレットの解説と併せて取り組みを楽しく知ることができます。この万博をきっかけに認知が広がり、e―メタンの普及が加速することに期待します。
