【特集1まとめ】戦争とエネルギー 揺らぐ秩序と迫る危機

2025年8月2日

かつて昭和時代の日本が石油供給途絶を契機に太平洋戦争に突入したように、
エネルギー・資源問題は国家安全保障と密接な関係にある。
戦後日本はさまざまな模索をしながら国の生命線を握るエネルギーを獲得してきた。
ところがここ数年、エネルギーを巡る国際秩序の崩壊が現実化しつつあり
「エネルギー・資源を持たざる日本」に新たな課題を突き付けようとしている。
国際・エネルギー情勢に詳しい専門家の意見を踏まえながら
ロシア・ウクライナ、そしてイスラエル・イラン両戦争とエネルギー問題を読み解き、
日本の安全保障を脅かす危機が差し迫っている実情を浮き彫りにする。

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