【記者通信/8月1日】東電が9549億円の災害特損 自己資本比率改善が課題に
2025年8月1日
東京電力ホールディングス(HD)は7月31日、2025年度第1四半期決算を発表した。経常利益こそ前年同期比で同水準の1012兆円の黒字となったが、災害特別損失にデブリ取り出しの作業費用など9549億円を計上。純利益は8576億円の赤字となり、自己資本比率は25.1%から19.3%に低下した。一般的に20%を下回ると、金融機関との間で結ばれている財務制限条項(コベナンツ)に抵触する可能性が高まる。
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