岐路に立つ石油業界 戦後80年に問う存在意義

2025年10月11日

【論説室の窓】神子田 章博/〈NHK〉記者 終戦直後の混乱期には石油会社の存続を懸けて奮闘した経営者がいた。 需要減と脱炭素への対応が迫られる現代、業界はどんな価値を社会に示すのか。 今年は戦後80年ということもあり、8月から9月にかけて太平洋戦争に関係する映画を何本か見た。先の大戦では、石油資源の確保が、日本が戦争に突き進む理由となり、戦況の悪化で石油
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