【エネルギーフォーラム賞】第46回受賞作の決定

2026年2月10日

2024年12月~2025年11月に刊行された書籍を対象に第46回「エネルギーフォーラム賞」の各賞が2026年2月4日の選考委員会において決定いたしましたので、お知らせいたします。

なお、今回の贈呈式は、経団連会館4階ダイアモンドルームにて2026年3月17日18時(開場17時半)より行います。

第46回エネルギーフォーラム賞の各受賞作

・エネルギーフォーラム賞:

該当作なし

・優秀賞:

原子力はいる?いらない? 原発大国フランスと脱原発ドイツ

山口 昌子・川口 マーン 惠美 著(ワニブックス刊)

【選評】原子力発電に対する仏独のスタンスの違いを比較しながら、日本の原子力への向き合い方を考察している。フランスとドイツにそれぞれ在住している著者たちだからこその視点・見解により、エネルギー政策はもちろん、仏独の文化についても理解を深められる良書。

・優秀賞:

経営に活かす生成AIエネルギー論 日本企業の伸びしろを探せ

岡本 浩・高野 雅晴 著(日本経済新聞出版刊)

【選評】AIとエネルギーを掛け合わせた経営の実例・構想が豊富に取り上げられており、さらにAIの専門家を交えた鼎談が、エネルギーとAIの専門的な見地に説得力を持たせている。エネルギーのハイブリット供給体制の構築を検討していく上でも参考にすべき一冊。

<受賞者略歴>(執筆当時)

山口 昌子(やまぐち・しょうこ)

ジャーナリスト。慶應義塾大学文学部仏文科卒。1969~1970年に仏政府給費留学生としてパリ国立ジャーナリスト養成所(CFJ)に留学。1974年同校の「ジャーナリストのための欧州講座」に出席。産経新聞入社後は教養部、夕刊フジ、外信部次長を経て1990~2011年まで産経新聞パリ支局長。1994年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。2013年仏レジオン・ドヌール勲章のシュヴァリエ章、2023年同章のオフィシエ章に昇格。

川口 マーン 惠美(かわぐち・まーん・えみ)

日本大学芸術学部音楽学科卒業。1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科卒業。1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。2013年『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社+α新書)がベストセラーに。『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。

岡本 浩(おかもと・ひろし)

東京電力パワーグリッド取締役副社長、執行役員CTO。1965年生まれ。東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了後、東京電力(現東京電力ホールディングス)入社。2015年より同社常務執行役経営技術戦略研究所長。2017年より現職。一般社団法人スマートレジリエンスネットワーク理事、国際大電力システム会議(CIGRE)理事・執行委員なども務める。

高野 雅晴(たかの・まさはる)

ビットメディア代表取締役社長。1963年生まれ。東京工業大学(現東京科学大学)大学院電子システム修士課程修了、日経マグロウヒル(現日経BP)に入社。『日経エレクトロニクス』記者を経て、95年に半官半民のデジタルメディア研究開発会社ディジタルビジョンラボラトリーズ設立などに携わり、2000年から現職。MESH-X代表取締役、インフォシティ取締役なども務める。

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