【フォーラムアイ】伊藤菜々が行く! 西部ガス「ひびきLNG基地」
国際的LNG物流拠点の地位確立目指す
インタビュー:中間 和英/ひびきエル・エヌ・ジー代表取締役社長 ひびきLNG基地所長

伊藤 LNGタンクを利用した新事業とは。
中間 ひびきエル・エヌ・ジーは、西部ガスから基地運営を受託し、安定的運営および西部ガスが取り組む新事業拡大に貢献してきました。基地の桟橋利用にはまだ裕度があり、LNG需要が拡大中の中国・アジアに近いという立地優位性を生かし、海外向けサービスが拡大しています。
一つ目はガスアップクールダウン(GUCD)です。不活性ガスでタンクが満たされている新造LNG船や定期点検後のLNG船に、天然ガス置換および冷却を行うサービスです。現在多くのLNG船が建造される中国や韓国などで受注件数を増やしています。昨年12月には大型LNG船向けサービスが累計50隻目に到達しました。
二つ目はISOコンテナによる海外出荷で、中国向けに大規模出荷の実績があります。
三つ目は、ISOコンテナによる国内でのバンカリングです。西部ガスではTruck to Ship方式のLNGバンカリングを進めており、ISOコンテナによる供給も実施しています。ISOコンテナは積載量、保冷性能でローリー車よりも優れるため、西部ガスは今後国内輸送での活用へ向けて準備中で、当社も全力で支援しています。
伊藤 今後の方針や展望は。
中間 西部ガスは、タンク増設やJERAとの提携、バンカリングなどの新事業拡大を図っています。当基地を北部九州のエネルギー広域拠点としてだけでなく、海外事業者からも選ばれる「国際的なLNG物流拠点」として確固たる地位にしていきたいです。


