【フォーラムアイ】「スマートエネルギーWEEK春2026」に 次世代技術とソリューションが集結
【スマートエネルギーWEEK春2026】
世界最大級のエネルギー総合展示会「スマートエネルギーWEEK春2026」が3月17~19日、東京ビックサイトで開催され、約1600社が出展し、6万8840人が来場した。
25回目となる今回は、「水素・燃料電池」「太陽光発電「二次電池」「スマートグリッド」「風力発電」「バイオマス」「ゼロエミッション火力発電」の7領域がテーマ。「建材一体型太陽光発電ワールド」と、同時開催の「サステナブル経営WEEK(GX経営WEEK)」といった特別企画エリアも設けられた。
水素エリアでひときわにぎわいを見せていた川崎重工のブースは「さぁ、水素を語ろう。」をコンセプトに、スペースの半分を「KATARUBA」ステージが占めた。多彩な催しの中でも特に、プロの実演販売士が液化水素サプライチェーンについて5分で軽快に解説するプログラムは圧巻で、立ち見客が通路を埋め尽くすほどだった。

自動車メーカー・ヒョンデのブースでは、ロボットによる水素充填のデモンストレーションが披露され、来場者はスマートフォンをかざしながら見守った。26年上半期に日本市場へ投入予定の新型FCEV「ネッソ(NEXO)」に、ロボットがアームを伸ばして注入口のふたを開け、ノズルを正確に差し込み充填する。その光景に、未来の日常を垣間見ることができた。
約30の国と地域が出展 講演会や座談会も充実
世界最大級の展示会らしく、多様な海外企業の出展が際立っていた。特に風力発電の展示エリアでは、ノルウェー、シンガポール、イギリス、ドイツ、スイスなどの企業が、それぞれの国旗をイメージした彩り豊かなブースを展開していた。華やかな一角の近くで目を引いたのはNECによる巨大な実機展示だ。同社は、90年以上のソナー開発で培った技術を応用し、水中にある目標物の保守・点検を効率化する技術をアピールした。

会場では展示のほか、産学官のリーダーによる約200の講演やセッションも行われ、連日熱気に包まれながら大盛況のうちに幕を閉じた。


