【コラム/5月10日】新型コロナ1年を考える~構造改革所以の制度劣化、活力委縮、開発力低下に嘆息
2021年5月10日
飯倉 穣/エコノミスト 新型コロナ感染が始まり、1年過ぎて三回目の非常事態宣言発出となった。当面行動自粛期待で、海外依存のワクチン接種終了まで国民の苛立ちと観念が継続する。この間の感染症対策は、目標設定、感染防止対策の手落ち(基本の踏み外し)、戦略なき国産ワクチン開発、影響業種・企業・困窮者への対策で反省に満ちている。その背景に誤った構造改革に起因する海外偏重、制度変質、
この記事は有料記事です。
続きを読むには...
続きを読むには...