激甚複合災害に備え「防災省」を 電力は多様な事象を想定すべし
2020年7月3日
小松利光/九州大学名誉教授 気象災害では、災害力が大きくなってくると、種々の要因が加わって災害が複合化してくる。例えば豪雨災害の場合、最初は洪水災害だけだったものが、土砂・流木が新たな要因となり、災害の規模と深刻度が格段に大きくなる。 また、台風が強大化すれば、雨だけでなく強風による被害(家屋の倒壊や電柱・送電塔の倒壊による停電など)、さらには強風により引き起こされる
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