原油価格の異常高騰 拙速な脱炭素政策が招へい

2022年3月12日

【オピニオン】橋爪吉博/石油情報センター事務局長  原油価格がバレル80ドル台後半まで高騰している。関係者の中には、100ドル突破を予想する向きも出ている。コロナ禍からの順調な経済回復による石油需要の拡大に、産油国側の供給(増産)が間に合っていないことが主な要因である。昨年末からは、オミクロン株の経済的影響は限定的だとの認識の広がり、さらには、ウクライナ情勢の緊迫
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