脱炭素時代のセメント生産 新たな価値創造を目指して
2022年3月26日
【リレーコラム】深見慎二/太平洋セメント環境事業部長 セメントは1t製造するために420kgの廃棄物・副産物を原燃料としてリサイクルしている。総量は年間2600万t、品目としては石炭灰、高炉スラグ、下水汚泥、都市ごみ焼却灰、廃プラスチックなどであり多岐にわたる。セメントは石灰石、粘土、珪石、鉄原料などを調合して、石炭を熱エネルギー源として製造するが、それぞれの天然原料に代替
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