電力需給のひっ迫招いた不作為 自由化と脱炭素の見直しを

2022年5月8日

【論説室の窓】井伊重之/産経新聞論説委員 経済産業省が初めて発令した「電力需給ひっ迫警報」は、首都圏の電力供給の危うさを浮き彫りにした。 電力需給が綱渡りの状態に陥るような、安定供給を揺るがす不作為はすぐに改めるべきだ。  「このままでは電力供給が大変厳しくなり、午後8時以降に東京電力管内で200万から300万戸が停電する恐れがある」 3
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