気候変動問題での「不思議な構図」 特異的なメディアの立ち位置
2022年5月13日
【オピニオン】小島正美/ジャーナリスト 不思議なことがある。気候変動問題に対するメディアの特異的な立ち位置のことである。新聞やテレビの大きな役割は政府や大企業を監視し、何事にも“疑いの目”を持って、真実を追及することである。多くの記者たち(特に朝日、毎日、東京、共同通信など)はそう考えて動く。その行動の特徴は少数派の学者や市民団体(環境保護団体)の意見を吸い上げ
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