【コラム/8月9日】コーポレートガバナンス考える~政府関与の意味、依然分からず

2022年8月9日

飯倉 穣/エコノミスト 1,バブル崩壊後ゼロ成長に近い状況が続く中、成長を求める政・官・学による様々な安易な案が浮かび消えた。企業不祥事や企業活力に絡んで米国流企業統治(コーポレートガバナンス)が喧伝された。投資家重視、取締役会の監督強化、社外取締役の活用や経営陣の第三者的委員会による指名等である。そして会社法改正や証券市場主導のコーポレートガバナンス・コード策定が進む。
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