九州・卸電力市場の特異性 夜間で0.01円に張り付く日も
2022年9月6日
LNGや石炭輸入価格の高騰がとどまる所を知らない状況下で原子力の稼働が進む西日本と、いまだ稼働ゼロである東日本の間で、電力市場の価格差が一層広がっている。西日本の中でも特に安値で推移しているのが、現在、川内1、2号と玄海4号の計3基の原子力発電所が稼働する九州エリアだ。 JEPX(日本卸電力取引所)のスポット市場価格の月平均は、システムプライスが5月の1kW時16.95円から8月に
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