目次
第7回「エネルギーフォーラム小説賞」受賞作!
<選考委員(敬称略)>
江上 剛(作家)、鈴木 光司(作家)、高嶋 哲夫(作家)
ミステリアスな「現代アート」×「エネルギー」小説
東日本大震災から10年……原子力について、あまり関心のない大手電力会社の一社員だった主人公の女性が、震災を機に社会の不条理と自身の矛盾という壁にぶつかり、見方を変えてゆく。
『あの少女のように、私は今も思いきり掌を伸ばしているのです。雲の切れ間から、希望の光がわずかでも射し込む限り。(本文より)』
目次
序 章
第一章 Origin
第二章 Paradox
第三章 Identity
第四章 Renaissance
第五章 Imagine
終 章