【記者通信/2月10日】福島第一原発を視察 処理水放出へ漁業関係者の苦悩
2023年2月10日
東京電力福島第一原子力発電所の事故から間もなく12年。廃炉に向けた取り組みを進める同原発構内を取材した。今年夏ごろを見込む「処理水」の海洋放出に対する懸念や現状について、地元漁港の苦悩を通じてレポートする。 「こんな軽装でここまで近づけるようになるとは思わなかった」―― 今回の視察に参加した日本原子力文化財団の矢野伸一郎専務理事は、廃炉作業が進む福島第一原発1号機を前
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