脱炭素とエネルギー安保両立へ 重層的な戦略志向のエネ基に

2024年3月10日

【論説室の窓】竹川正記/毎日新聞 論説副委員長 ウクライナ危機以降、各国は脱炭素とエネルギー安全保障の両立を迫られている。 年内に改定される国のエネルギー基本計画には、重層的な戦略志向が求められる。  「どんなシナリオが描けるのか。検討すべき課題が多過ぎて、今は五里霧中だ」―。政府の「エネルギー基本計画」の改定に向け、経済産業省幹部から悩ましい
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