【コラム/7月12日】経済財政運営と改革の基本方針2021を考える~米国要求薄き時代、ポストコロナの経済社会ビジョンを描けるか
2021年7月12日
飯倉 穣/エコノミスト 1,欧米開発のワクチン投与進展で、新型コロナパンデミックの収束が期待される中、菅義偉内閣初の「経済財政運営と改革の基本方針」が閣議決定された(2021年6月18日)。コロナの影響を抑制しつつ、デフレに戻さず、外需取り込み、政策総動員で経済回復、成長と雇用・所得拡大の好循環を目指す。アベノミクスの考えを踏襲する。 報道は、中身の真偽判定に戸惑う。
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