規制と自由の逆転鮮明に 燃調上限突破で見直し急務

2022年9月9日

10月分の電気料金(経過措置規制料金)で、中部電力の燃料費が調整上限に達し、これにより大手電力全社が「燃料費持ち出し」の状況となった。 とりわけ、深刻なのは北陸電力だ。他電力に先駆けて平均燃料価格が2月に上限を超えて以降、自社負担の拡大が継続。9月分の平均燃料価格は6万4200円となり、上限価格3万2900円の2倍近くに達しているのだ。 「同じ低圧でも、自由料金メニューは上限
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