【特集1】避けて通れない国民負担の話 GXに必要な全体最適の視座

2023年6月2日

大場 また、忘れてはならないのはGXの一丁目一番地である省エネの徹底です。建物の高断熱化や給湯機の更新などは長期では必ずペイし、投資リスクはほぼゼロ。10年経たないと採算性が分からない技術への投資判断は難しいですが、こうした確実な分野には官民がより大胆に投資していいと思います。加えて、全館空調など省エネで快適な居住環境は健康リスクを下げ社会保障費削減にもつながり、GX以外への波及効果が期待で
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