【特集2】水素・アンモニア商業化の課題 供給インフラ巨大化に対応を

2024年3月3日

水素やアンモニアは、既存の化石燃料と比べて容量当たりのエネルギー密度が低い。このため、既存燃料と同等の熱量を確保するために必要なインフラ規模が巨大になる傾向がある。例えば、LNGと比較した場合、液化水素は2~3倍、MCH(メチルシクロヘキサン)は4倍、アンモニアでは2倍程度のインフラ規模が必要と想定される。これは、現実的な需要側のインフラ環境を考えると、ハードルとしてはかなり高い。
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