【特集1/座談会】経産省の検証作業を一刀両断 不可欠な需要家目線の議論

2024年4月2日

中野 小売部門と発電部門を分離すれば、予見性の低さ故に、不採算な発電所を閉め新たな投資に消極的になるのは、ある意味合理的な行動とも言えます。そうした行動が起きることを、どの程度まで想定していたのか。中長期的な供給力の確保や電源投資の仕組みの整備が少し遅れてしまったのではないでしょうか。もう一つ、小売電気事業への参入ハードルを下げ、700を超える新規事業者が入りました。それを成果だと言えなくも
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