プルサーマルが再稼働後の重要課題に 長期停止回避へ九州・四国の「妙案」

高速炉時代を見据えて 経済性とのバランス プルサーマル実施の意義は、余剰プルトニウムの削減にとどまらない。プルサーマルは核燃料サイクルの最終形態である「高速炉サイクル」実現に向けた第一段階だからだ。 高速炉はMOX燃料のみで発電を行い、運転しながら燃えないウラン238を燃えるプルトニウム239に変えられる次世代炉。ウラン資源を軽水炉の約60倍も有効利用できる。軽水