【特集1】被災地のエネルギーインフラ事情をルポ 激甚複合災害に対峙した現場の奮闘記
2024年5月2日
〈志賀原発〉 福島の教訓が生きる 志賀原子力発電所を巡っては一部設備に被害が生じたものの、安全上問題となる被害はなかった。これまで講じた安全対策が想定通りの機能を発揮したのだ。また過酷な状況下でも発災4時間後には90人態勢となり、適切な初動対応を取れた。 今回、福島事故の教訓が随所で生きた。まず挙げられるのが、免振構造の緊急時対策棟だ。北陸電力原子力部原子力安全設
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