【記者通信/6月7日】光合成細菌でCO2固定 出光が西部石油に実証設備
2024年6月7日
出光興産は、CO2を固定する光合成細菌の量産技術の確立に向けた取り組みで、京都大学発スタートアップのSymbiobe(シンビオーブ、京都市左京区)と連携する。両社がこの分野の協業で基本合意したもので、出光完全子会社の西部石油が運用する山口製油所(山口県山陽小野田市)の敷地内に実証設備を建設する計画。出光はこうした協業を通じて脱炭素化を後押しするとともに、新規事業の創出にもつなげたい考えだ。
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