落ち着き見せる卸電力市場 小売りは料金多様化で動向変化

2024年7月13日

申込状況を見ると、22年から23年上期には燃調メニューと完全固定メニューの価格が高騰し、約90%以上の需要家が市場連動メニューを選択していた。しかし、23年下期からは燃料価格の安定化により燃調メニューと完全固定メニューの価格が下落したことで、安定したスポット市場とは裏腹に、市場連動メニューは50%程度まで下落している。 特に東京電力エリアでは、先物価格の下落や小売事業者による競
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