違法解体増加する鉛蓄電池 盲点突く事業者が全国に

2025年1月5日

財務省の貿易統計によると、19年以降も2000t前後で鉛スクラップ(通関コード「7802」の鉛のくず)の輸出は継続している。これはバーゼル法対象外である蓄電池に由来しない鉛スクラップで、鉛管や鉛遮へい板などの輸出があるためだ。ところが22年には鉛スクラップの年間輸出量が1・2万t、23年には2万t近くまで急増する。有害性の観点から世界的に製品への鉛使用を制限する動きがあり、蓄電池以外
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