脱炭素と産業競争力の両立 日本は欧州の〝反省〟を教訓に

2025年6月10日

【論説室の窓】竹川正記/毎日新聞 論説委員 世界の脱炭素化をリードしてきた欧州が産業空洞化に直面し、軌道修正に動いている。 産業競争力との両立は日本にとっても大きな課題で、教訓をくみ取る必要がある。 欧州連合(EU)の脱炭素化目標は野心的で、短期的に(経済や企業に)追加コストをもたらしている。産業空洞化につながる場合、政治的な持続可能性が危うくなる恐れが
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