【特集2水素エネルギー】東京都が水素社会を身近に感じるイベントを開催
2026年3月3日
東京都は1月31日と2月1日の2日間、TAKANAWA GATEWAY CITY(港区)で体験型イベント「水素がうごかす未来シティ」を開催した。2月1日は、都が制定した「東京水素の日」。幅広い世代にさまざまな体験を通じて、水素社会を身近に感じてもらうため、会場には、燃料電池自動車(FCV)や調理器具など、一般消費者が水素について理解しやすい展示が並んだ。トヨタ自動車はFCVの中身が見える実物大カットモデルを展示し、水素で走る車の仕組みを解説した。タツノやトキコシステムソリューションズは模擬ディスペンサーを設置。実際にノズルに触りながら、車への充填の流れや安全性を分かりやすく紹介した。
東京都はFC商用車の普及に力を入れており、民間と連携して水素ステーション整備や導入支援を進め、水素需要を創出する方針だ。都内の水素ステーションは約20カ所、充填機は約30基が稼働中。都は今後、都有地の活用などで整備を加速する。また、FC商用車の稼働台数を30年度に約5000台、35年度に約1万台という目標を掲げている。宇田浩史・水素エネルギー推進担当課長は「目標の達成には、民間企業との連携はもちろんだが、都民の皆様の理解が欠かせない。今日のイベントで水素をさらに知ってほしい」と、水素普及への展望を語った。



