温室効果ガスを「実質ゼロ」へ 現実的な道筋の提示が重要に

2020年12月9日

【論説室の窓】黒川茂樹/読売新聞論説委員 菅義偉首相が2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を表明した。脱炭素への世界的な流れに沿ったもので、実現に向けた道筋を示すことが重要になる。 10月26日の菅義偉首相の所信表明演説は、各方面に波紋を広げた。温室効果ガスの排出量を2050年に「実質ゼロ」にするという約束は、唐突に映ったからだ。 自民
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