中国「脱炭素化」計画の矛盾 波紋呼ぶ石炭火力維持路線

2021年5月17日

【ワールドワイド/環境】 中国の習近平国家主席は、昨年9月の国連総会において「中国は2060年までにカーボンニュートラルを目指す」と表明して環境関係者の賞賛を受けた。他方、コロナ禍からいち早く経済回復を達成し、20年上半期に全世界で計画された新設石炭火力発電容量の90%を占める51.2GWを計画し、11.4GWを完工している。 要するに60年カーボンニュートラルという
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