脱炭素と安定供給の両立 電力自由化の再設計が必要に

2021年12月9日

【論説室の窓】井伊重之/産経新聞 論説委員 「新自由主義からの転換」を掲げる岸田文雄政権が始動した。 その象徴としてほしいのが、脱炭素と安定供給の両立のための電力自由化の再設計だ。 英グラスゴーで開かれた第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では、議長国の英国が加盟各国に対し、石炭火力発電所の早期廃止を求めた。その結果、先進国は2030年代、
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