卸電力市場暴騰の前触れか スポット上昇の要因を探ると

2021年12月5日

昨冬のような卸電力市場価格暴騰の前触れなのか――。 冬本番を前に、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格が例年になく高い水準で推移している。10月以降、時間帯によって1kW時当たり50円を超え、11月17日には一時65円の高値を付けた。 この季節外れの価格上昇について、電力業界関係者は「点灯時間帯と太陽光発電の出力減が重なるタイミングで大量の買い注文が出ている。それに
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