EUが国境炭素税前倒し 日本のCP政策にも影響

2022年6月11日

エネルギーの脱ロシア化で、欧州連合(EU)の脱炭素化にブレーキが掛かるかと思われたが、逆にギアを上げる展開を見せている。欧州議会環境委員会は5月17日、炭素国境調整メカニズム(CBAM)を1年前倒して25年に導入する法案を可決した。 CBAMは、EUの30年温暖化ガス55%減目標の一環で、温暖化対策が緩い国からの輸入品に課税するもの。域内の事業者に対し、対象品を輸入する際、同じ品目
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