電力不祥事が残した宿題 体質と制度の改善急務

2023年7月9日

【論説室の窓】五郎丸 健一/朝日新聞 論説委員 相次ぐ電力大手の不祥事は、競争を促す改革への無理解とルール軽視の体質をあらわにした。 真摯な反省と再発防止が関係各社に求められるが、不備が露呈した制度の改善も急がれる。 電気料金の値上げが広がる中、大手電力会社の度重なる不祥事が社会に不信を広げた。カルテルと、新電力の顧客情報の漏洩・不正閲覧。いずれも、電力
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