需給両面を襲うコロナ禍の「劇薬」エネ事業進化の推進力にできるか

2020年8月2日

さらにLNG火力については、テイク・オア・ペイ(引き取り義務)条項発動を避けるため、供給過剰下でも燃料を消費すべく赤字覚悟で稼働を続けざるを得ないという事情もある。 「卸価格が低調で、例えばLNG火力なら本来、限界費用の3〜4円で入札すべきところ、0.01円というコマもある。火力の固定費が回収できる見通しが立たず、『安い電源』に疑問符が付くようになった」(又吉氏)。 そんな折、経
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