【特集1】火力燃料購買の50年を振り返る 新たな課題にどう向き合うか

2023年10月2日

そして、電力自由化が始まった2000年ごろ~15年になると、各社は調達価格の差別化を目指すようになる。それまでは、長期契約による一律の価格や算式での購入が基本であったが、競争入札によるスポット調達も始まった。調達選択肢の拡大が図られ、生産者のみならずトレーダーなども取引先に加わった。 こうして、日本向けの石炭やLNGにも次第に市場が育ってきた。情報の差別化が重要になり、燃料の国際会議に
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