電力高騰で東ガスに打撃 380万件獲得への宿題も

2021年3月11日

年明けの需給ひっ迫に端を発した日本卸電力取引所のスポット価格の高騰局面は、大手エネルギー系新電力の経営も直撃した。東京ガスは、1月下旬に発表した2020年度通期見通しで、電力事業の営業利益が前回(第2四半期)に比べ、125億円減との見通しを示した。卸販売電力量は増加したが、市場高騰に伴うマイナス分が大幅に上回った。 同社は300万kW程度の自社電源を供給力のベースとしており、市場依
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