【特集1】大停電回避へあの手この手 極限の危機対応の最前線

2021年4月2日

九州電力燃料切れリスクが顕在化 企業の損得超えた協力 昨年12月中旬、九州地方に寒波が襲来し九州電力のLNG火力発電所では想定を上回るハイペースで燃料消費が進んでいた。 同社は大分と北九州にそれぞれ約20万tのLNG基地を保有しているが、1月13日の燃料受け入れを控え、12月24日にはこのまま消費し続ければその前に燃料が尽きてしまうとの危機感が生じた。燃料制約による発電機
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