【特集1】脱炭素時代の料金問題を斬る 自由化の値下げ効果は限定的増大するコスト負担の行方は

2021年10月2日

―規制当局は、自由化(シェア争奪戦)が進めば料金は自ずと下がると考えている。 A 規制当局は、調達コストは上がるけど小売り事業者が我慢して料金を下げ、規制料金を撤廃できる水準まで大手電力会社から需要の離脱が起きることをゴールにしているのだろうか。自由化の本来の目的は、需要家に選択の自由を与えることだ。大口も家庭の需要家も、契約する小売り事業者を選べるようになったのだから目的は間違いなく
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