【特集1】需要・供給双方の総力戦で難局打開 綱渡りの大規模停電回避の舞台裏

2022年5月2日

張り詰めた空気の中迎えた22日は、予報通りの厳しい寒さとなった。低気温に加え冷たい雨が降りしきり、太陽光は設備容量の1割程度しか発電していなかった。 状況はさらに悪化する。早朝まで供給力に比較的余裕があると見込まれ、7時から東電エリアに応援融通していた東北エリアでも、低気温による需要増と太陽光発電の大幅な下振れによるひっ迫のリスクが高まり、11時半に需給ひっ迫警報が発令されたのだ。
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