対策工事の遅れ相次ぐ 原発再稼働計画に影響も

2024年2月9日

原子力事業者の「春」まで、もうひと踏ん張りだ。 東北電力は1月10日、5月ごろを見込んでいた女川原発2号機の再稼働時期を数カ月延期すると発表した。電線管の周りを耐火材で覆う火災防護対策の追加工事が必要になったという。昨年9月に再稼働時期を今年2月から5月に延期した際、樋口康二郎社長は今年度決算で約200億円のマイナス(営業利益ベース)となる見通しを示しており、さらなる業績への影響は
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