ドイツの冬に潜む電力危機 再エネ拡大への活路開けるか

2025年2月18日

【ワールドワイド/市場】 再生可能エネルギー大量導入と脱原子力(2023年4月に完了)、脱石炭を目指すドイツにとって、安定供給上の課題の一つとされるのは「暗い凪」(ドゥンケル・フラウテ)と呼ばれる事象だ。ドイツは冬季の日照時間が短く、太陽光出力が低下する一方、寒波などで電力需要は増加する傾向にある。風が全く吹かないなどの悪条件が重なると、ドイツひいては連系する欧州全域で電力
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