【特集1】CCSの前途は多難か洋々か 社会実装へ動き出す国内事業

2023年4月2日

新たな価値を生む新産業として、そして脱炭素ソリューションの切り札として期待が高まるCCSだが、事業化にはさまざまな課題が山積しているのも事実だ。 一つは、日本の陸上、海域の地層でどれだけの貯留ポテンシャルがあるのかが未知数であること。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)環境部の布川信主任研究員は、「コストを勘案すると、1本の井戸で年間100万tの貯留がターゲットになる。この規
この記事は有料記事です。
続きを読むには...

既存ユーザのログイン