【沖縄電力 横田社長】将来の価値創出に向け 設備投資を着実に進め 強固な基盤を作り上げる

2026年9月2日

社員の意欲を醸成 沖縄の成長を支える

井関 社長として社内に発信しているメッセージ、これからの意気込みをお聞かせください。 

横田  当社の事業は、現場での地道な作業の連続です。誰も見ていないような場所で、暑い日も台風の日も保安や復旧作業に汗を流す社員がたくさんいます。経営陣との距離が離れてしまうと、現場の社員は「地道な作業が本当に安定供給につながっているのだろうか」「経営陣は見てくれているのだろうか」と不安な気持ちになってしまいます。だからこそ私は社長として、「社員みんなの地道な努力を、しっかりと見ている」というメッセージを発信し続けています。現場のモチベーションを高め、全員が誇りを持って働ける環境を作ることが、私の社長としての使命です。沖縄の成長が当社の成長であり、それが最大の社会貢献になる―。という思いを胸に、まずは足元の安定供給と経営基盤の強化を確実に実行し、沖縄の未来をしっかりと支えていきます。

井関 このインタビューの掲載号が発行される頃には、都市対抗野球本大会が開幕していますが、2年ぶりに本大会の出場を決めました。地元の皆さんも非常に楽しみにしているのではないでしょうか。

横田 ありがとうございます。2年ぶり、そして17年ぶりに九州地区第一代表として出場することが決まった際には、県内外の多くの方から「東京ドームに応援に行くよ!」「今年こそ全国で勝利を」と声をかけていただきました。私は例年、沖縄で安定供給を守るための「守り番」を務めることが多く、ドームで応援することができませんでした。今回の地区予選では出張の合間を縫って球場に駆け付け、代表獲得の瞬間を野球部メンバーと共有することができて本当に嬉しかったです。最近は、ドームでの始球式に備えて投球練習もしています。エイサーを取り入れた沖縄電力ならではの応援は一体感があり、東京ドームを沖縄色に染めることでしょう。地域に根差した社会人野球チームとして地元の皆さまと盛り上がることができるのも、当社の強みだと感じています。

井関 沖縄と沖縄電力の非常に明るい未来が見えてきました。ありがとうございました。

対談を終えて

2019年から社長を7年続けた本永浩之・現会長からのバトンタッチだ。横田社長は入社当初から送配電部門などで技術系の現場に携わってきた経歴が物語るように、実直で飾らない人柄が第一印象だ。今年度から新中期経営計画がスタート。片や、低圧規制料金の経過措置解除を巡る議論が経産省で進む。実現すれば、旧一般電気事業者でのトップバッターに。沖縄から完全自由化時代の火ぶたが切られるのか。(聞き手:井関晶/本社社長)

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