月刊エネルギーフォーラム記事リスト
大規模金融緩和が終局へ 電力債の発行に暗雲も
2023年2月10日
昨年12月、日本銀行が発表した大規模金融緩和の〝サプライズ修正〟。市場は事実上の「利上げ」と受け取り、円安・株安に振れた。黒田東彦日銀総裁は「利上げではない」と大規模緩和の継続を誓うが、総裁... | |
顧客情報管理問題の深刻度 浮上する資本分離の懸念
2023年2月9日
中部、関西、中国、九州の大手電力4社によるカルテル問題で大揺れの電力業界に、さらなる激震が走った。関西、東北、九州3社で送配電子会社が持つ競合他社の顧客情報を不正に閲覧した問題が発覚。経済産... | |
熟議なき「原発復権」 数々の疑問に向き合え
2023年2月9日
【論説室の窓】五郎丸 健一/朝日新聞 論説委員 政権が原発の「復権」にかじを切った。だが、数々の課題が置き去りで、見切り発車の色が濃い。政策を安定的に進めるには、解決の道筋を示... | |
【覆面ホンネ座談会】全面自由化の失策を問う 政策議論の歪みを正せるか
2023年2月8日
テーマ:電力システム改革 電力需給ひっ迫懸念やロシアによるウクライナ侵攻に伴う燃料費の高騰、料金の高止まりによる家庭や企業への深刻な影響など、電力市場を巡る課題は尽... | |
能代で洋上風力初の商業運転開始 政府は第二弾公募を開始
2023年2月8日
昨年末、洋上風力にまつわるトピックスが立て続けにあった。まずは12月22日、国内初となる大型洋上風力(秋田県能代港)の商業運転が始まった。秋田県が秋田・能代の両港湾を対象に公募し、丸紅を中心... | |
東ガス次期社長に笹山氏 注目される提携戦略の行方
2023年2月7日
東京ガスは昨年12月21日、副社長の笹山晋一氏(1986年入社)が4月1日付で社長に就任する人事を発表した。現社長の内田高史氏(79年)は、6月の株主総会を経て会長に就く。同社は現在、笹山氏... | |
【イニシャルニュース 】M社顧問のI氏に注目 原子力復活で存在感
2023年2月7日
M社顧問のI氏に注目 原子力復活で存在感 原子力復活、防衛費増額という岸田政権の〝安全保障強化政策〟によって、重電大手M社を巡る昨年の人事が再び注目されている。安倍政権時代に首... | |
急務のエネ政策立て直し GX実行会議の舞台裏〈前編〉
2023年2月6日
【識者の視点】竹内 純子/国際環境経済研究所理事・主席研究員 昨年、岸田文雄首相が主催したGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議が注目を集めた。 エネルギー政策を左右す... | |
釧路湿原周辺で太陽光乱立 「行政に打つ手なし」の現実
2023年2月6日
北海道の中でも平野が広がり年間の日照時間も長いため、太陽光発電の導入に可能性を秘める釧路市。1000kW以上のメガソーラーの導入件数は昨年6月時点で22件と、2016年6月の7件から急増中だ... | |
【特別対談】深刻化する地政学的対立 危機で進む原子力開発
2023年2月6日
澤田哲生(エネルギーサイエンティスト)/小山 堅(日本エネルギー経済研究所 専務理事) ロシアのウクライナ侵攻で世界のエネルギー情勢は劇的に変貌した。 混迷が長期化する中... | |
CP導入を巡る環境省の深謀遠慮 黒子役の「ステルス作戦」が奏功
2023年2月5日
GX(グリーントランスフォーメーション)政策の一環としてカーボンプライシングの導入が決まった。 影が薄く見えた環境省は、実は「ステルス作戦」に徹し実を取ったとも。次なる野望も見え隠れす... | |
海底直流送電の実現なるか 電力系統増強へ制度整備
2023年2月5日
再生可能エネルギーの導入拡大に向けた電力系統増強の政策展開が本格化してきた。 内閣官房と経済産業省は1月23日召集の通常国会に、2本のエネルギー関連法案を共同提出する予定だ。一つは、G... | |
原発「40年」の足かせ見直しへ 高経年炉の新規制体系を探る
2023年2月4日
運転期間原則40年、最長60年までとした高経年原子炉の安全規制の在り方が変わる。 原子炉等規制法上でこのくびきをなくすが、新たな規制枠組みは原子力事業の今後にどう作用するのか。 ... | |
電気料金高騰に需要家悲鳴 値上げ査定への影響は
2023年2月4日
電気料金の請求額が前の月から一気に3倍に上がった。前の年の同じ月と比べると2倍。電気の使用量は減っているはずなのに」―。1月分の電気料金の請求明細を手に、困惑した表情を浮かべながらこう語るの... | |
SAF国内供給へ新会社を設立 サプライチェーン構築の基盤担う
2023年2月4日
【コスモ石油】 従来燃料と比較し、ライフサイクルでのCO2排出量を大幅に削減できる「持続可能な航空燃料(SAF)」。コスモ石油は日揮ホールディングス(HD)、レボイ... | |