生態系とは、ある地域あるいはある空間に生息している生物とその生活に関与する無機的環境で構成するシステムである。地域的な広がりで局所生態系とその集合である地球生態系としてとらえる。生物は、無機的環境と相互作用して、気圧30気圧、CO2濃度95%の原始大気を現在のCO2濃度400ppm(0.04%)以下、1気圧の大気を形成した(環境形成作用)。太陽エネルギーが生物の活動を助けCO2をストック化(化石エネ)した。ストックの使用は慎重であるべきと主張もあった(Small is beautiful 1973)。
EY Japanと水の安全保障戦略機構事務局による「人口減少時代の水道料金はどうなるのか?(2024年版)」によれば、分析対象の96%に当たる1199事業体が46年度までに値上げが必要になるという。平均値上げ率は48%に及ぶ。利用者数が少ない事業者や人口密度が低い地域の事業者ほど値上げ率が高くなる傾向にあり、全国の水道料金格差は21年度の実績値8倍から、46年度には20・4倍に広がるとも予測している。50%の値上がりとなる事業体が4~5割程度になるという。住居が点在する過疎地域では利用者数の割に水道管の距離が長く、その維持管理に見合う収入が得づらいのだ。
A ASHK制度とは、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、温室効果ガスを一定量以上排出する事業者に、排出量の「算定」と「報告」を義務付け、国が報告された情報を「公表」する制度です。一定量以上排出する事業者は、「特定排出者」と呼び、全ての事業所のエネルギー使用量合計が原油換算で、年間1500㎘以上となる事業者などが該当します。